和 裁

和 裁

一針一針、日本の伝統美を仕立てる。

「和裁」は日本の伝統衣装の和服を仕立てる職種です。和服は茶道や華道、踊りなど、日本の伝統文化に不可欠で、現代でも多くの日本人に親しまれる一方、世界でも注目を集めています。布地の材質や染色、加工の仕方で様々な風合いや色、柄が作られ、普段着から訪問着、礼装着まで種類も多く、直線的な裁断・縫製なのに多様な美が表現されるのが特徴です。
丹念に心をこめて、日本文化の「きもの」に挑む。
競技は、女物袷(あわせ)長着を縫製し、その技を競います。同一の生地を使用し、一部縫製を自宅で行い、会場で仕上りまでを行います。ポイントは、表地と裏地を合わせるところ。厚さや伸びの違う2種類の生地を微妙な釣り合いで縫い合わせなければならず、各選手の技能差が最も出る部分です。全体の縫い目がまっすぐなこと、コテ光り、焼けこげ、しみ、入針等がないかもポイントです。
和 裁
技能があれば、自宅でも独立できます。
染織された1枚の布を裁断し、直線的に縫製することによって優美な「きもの」に仕上げる「和裁」。この技能の魅力は、専門の技術者養成所などで4~5年間勉強して、国家検定試験の2級及び1級の資格を取得すれば、一流のプロとして自立できること。特別な設備投資などの必要もなく、自宅でも独立して仕事ができます。ぜひ若いうちに技能を身につけ資格を取ってください。
技能があれば、自宅でも独立できます。
世界に誇る日本の伝統衣装を、次の世代へ。
日本の「きもの」は、日本古来の文化と伝統の中から生まれた平和を愛する衣装です。この世界に誇れる和服の文化は、これからも脈々と受け継がれていきます。また近年は、涼を呼ぶ夏の「ゆかた」が若いひとにも人気です。日常のなかに息づく日本文化として、これからも「和裁」の技能は継承されます。
世界に誇る日本の伝統衣装を、次の世代へ。