建 具

建 具

幅広く奥深い、「建具」の技能。

「建具」とは、建て物の外部に使われるものと内部に使われるものの2種類に分かれ、外部の建具は建物への出入口、それに建物を風雨から守り建物の外観をととのえる役割もします。内部の建具は個室の出入口、大部屋の間仕切、クローゼットの扉、和室では代表的な襖、紙貼り障子、書院障子、欄間等です。それらに使われる組子細工は200種以上もあり、その部屋を美しく創り上げるのに役立っています。建具は木製、アルミ製、樹脂系と素材も多くなりましたが、その中でも木製建具は高度な技術と数多くの道具を必要とし熟練と経験が最も問われるところです。
ひたむきに、そしてひたすらに。新たな木工技能の高みを目指して、頂点に挑む。
競技は2日間で行われ、11時間30分が標準時間です。原寸図面描きから始まり、課題に挑戦します。今回の課題も国際大会を意識して、より洋風なデザインとなっています。課題のポイントは框(かまち=両外側の縦桟)に対するR桟の納まり、R桟に関わる縦框や立束(たてづか)が正確に接合されているかです。道具の使い方、特にR桟の加工は、電動のハンディールーターを使っての加工が見どころです。
建 具
木工分野における、最高水準の技術体系。
すべての面が人の目にふれる「建具」は、その細工が多彩であり精巧です。木工分野において最高水準ともいえる、広く深い高度な加工技術の体系です。技術を覚えていれば、いろいろなところに応用できるのが、建具職種の大きな魅力といえます。「建具」技能者は、そうした高度な技術・技能を継承し発展させるために、日々修業と研鑚を積んでいるのです。
木工分野における、最高水準の技術体系。
高度な技術を継承し、さらなる高みへ。
「建具」は木工業界の中でも技術的に最高の水準を持っています。そして、それは永年の経験と高度な熟練の技術、多くの細工道具の習熟をもとにする匠の技。建具の技術は木工の技術・技能のひとつの頂点として、新たな木工の可能性を開きます。「建具」技能者は、そうした高度な技術を継承し、さらなる高みへと昇華させるために、ひたむきに、そしてひたすらに技能を錬磨し続けています。
高度な技術を継承し、さらなる高みへ。