家 具

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木製の「家具」を製作する技能。

木製家具を綺麗にしかも能率的に製作する技能を競います。私達になじみ深い木製の家具は、たんすや書棚のように板材が主体の「箱物類」と、机や椅子のように角材が主体の「脚物類」に大別されます。例えば、たんすや書棚は箱部・引き出し・扉など、机は甲板・脚・引き出しなど、椅子は脚と座のほか背板やひじ掛けなどで構成されています。箱物類と脚物類では、構成部材や加工機械・工具が異なりますが、「切る」「掘る」「削る」という共通した技術・技能によって作られています。
いつまでも愛される、確かな製品づくりのために。熟練の技で、課題に挑む。
競技では、「木づくり」から「仕上がり調整」に至る一連の工程を経て、12時間以内(標準時間11時間30分)に課題のキャビネットを作り上げます。課題は、脚部、箱部、扉部及び引き出し部により構成され、箱物類と脚物類の両要素が組み込まれています。どの部材から手がけ、どのような手順で工作するかがポイントのひとつです。加工に使用する主な機械と電動工具は、丸のこ盤、角のみ盤、卓上ボール盤、スライド丸のこ、電動ルータ、電動トリマ、電動溝切機(ジョイントカッタ)などですが、これらのなかには選手が交代で使用するものもあり、手待ちが生じない作業の段取りが重要になります。
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木のぬくもりに癒される。
私達の身のまわりには、さまざまな木製家具があります。ストレスの多い現代社会では、木の肌ざわりや木目の模様が人の心を癒します。「家具」職種は、木の性質や加工方法についての知識と技術を活用して、「ものづくり」の腕前(技能)を試しますが、そこには木の特徴を活かし、お客様に喜んでもらえる製品作りに向けた、創造の楽しみと完成時の喜びがあります。
木のぬくもりに癒される。
これからも、人々に愛される製品づくりのために。
家具製作の技術と技能は、日々進歩しています。この大会の課題には、従来からの加工技術に加えて、最新の接合方法や機器も採用しています。各種の家具作りに対応するには、新しい優れた技術を進んで取り入れる意欲が必要です。人の心を癒し、環境にもやさしい木製家具は、これからも人々に愛され続けることでしょう。私達家具職人は、そのための製品作りに日々努力し進歩します。
これからも、人々に愛される製品づくりのために。