メカトロニクス

メカトロニクス

機械・電子・情報工学を融合した新たな技術。

「メカトロニクス」は、機械工学(メカニクス)、電子工学(エレクトロニクス)、情報工学、制御工学などから成る新しい技術分野です。センサ、モータ、空気圧回路、制御装置、制御プログラムなどを用いて、機械システムを自在に電子制御します。
現代の生産工場では、メカトロニクス技術を応用した自動化や生産管理により、危険性の高い作業現場の無人化、製品の高度な品質管理、多品種少量生産などを実現しています。メカトロニクス技術者は、総合的な知識と技術力を駆使して自動生産設備の設計、構築、プログラミング、保守などを行い、高度化・複雑化する生産設備を確実に稼動させることに貢献しています。
生産現場を想定し、知と技とチームワークを競う。
競技で使用するFAモデルは、工場の自動生産設備を模擬した装置です。様々なセンサからの情報をもとに空気圧シリンダ、ベルトコンベアなどの機器を自動制御し、製品に相当する直径4cmのワークを搬送します。生産現場での作業を想定し、1チーム2名の選手が連携して装置の設計、組み立て、調整、プログラミングや保守を行い、作業の速さと正確さを競います。競技は合計7時間、模擬生産設備の構成や動作仕様を含む全ての課題は、当日公表されます。競技1日目の第1課題では、生産設備に追加する機械装置を組み立て、電気回路や空気圧回路を製作し、仕様書通りワークが搬送されるように制御プログラムを作成します。競技2日目の第2課題では、正常に動作しない状態の生産設備を診断し、故障箇所を特定して修理・調整するとともに修理報告書をパソコンで作成します。第3課題では、生産設備の機能を維持・向上するための保全作業として、部品交換や設備変更による設備改善作業を行います。
メカトロニクス
チームの知と技で、信頼される自動生産設備を作る。
メカトロニクスは、機械・電子・情報工学の幅広い知識が必要で、チームワークが大切な職種です。知識と技能と知恵を総動員しながら互いに協力して自動生産設備を作り、設備の保守や改善を行います。製品の生産と品質管理、生産効率向上のための重要な役割を担うことができます。
チームの知と技で、信頼される自動生産設備を作る。
工場管理の総合技術として、期待が高まる。
自動生産設備は、生産工程を単に自動化するだけではなく、製品の品質、生産量、生産コスト、納期などの管理に役立つため、様々な分野の工場で必要性が高まっています。メカトロニクス技術者は、総合的な知識と技能で高度化、高機能化する生産設備の設計・製作・保守を行い、工場内の自動生産と生産管理に貢献するとともに、生産技術の発展を担っています。
工場管理の総合技術として、期待が高まる。