旋 盤

旋 盤

「旋盤」は、工作機械の代表選手。

「旋盤」は、誰もがその名前を知っている工作機械の代表選手です。工作物を機械の軸に固定して回転させながら、これにバイトと呼ばれる刃物を当てて、ナイフでリンゴの皮をむくように切削します。刃物の種類を換えたり、付属品を使うことにより、とても多様な加工ができます。外径削り、穴ぐり、穴あけ、テーパ削り、ねじ切り、ローレット掛けなどができ、技能を磨けば0.01㎜の緻密な精度の加工も実現できます。
鍛錬の技で0.01㎜の精度に挑み、素材を最高の作品に変える!
支給される材料は、未加工の鋼材の丸棒が5個です。選手は持参した数十種類のバイトで切削して、荒削り、中削り、調整、仕上げ削りの順に精度を上げて、美しい部品に仕上げていきます。この間、累積誤差を規定内に収めるために、常に計算しながら切削作業を進めます。最後に組立で、組み合わさった各部品がスムーズに動くかどうか、また、ねじを回転させた時の寸法の精度も審査の対象となります。最後の最後まで気が抜けません。
旋 盤
 
ただの鋼材から精緻部品を生む技能。
この職種の魅力は、最初は表面の黒い鉄のかたまりが、「旋盤」の技能を駆使することによって、美しく光沢のある高精度な部品として完成することです。技能の鍛錬により、例え0.01㎜の精度を実現できても、限られた時間の中で作品を完成させるためには、工具や測定器の選定と準備、適切な工程と加工条件、選手の体力と集中力及び応用力が無ければ不可能です。このような条件が揃って、はじめて付加価値の高い仕事ができるのです。すばらしいことです。
ただの鋼材から精緻部品を生む技能。
ものづくりの主要技能として、これからも。
「旋盤」は工作機械で最も代表的なものです。機械技術に関わりがない人でも、よくその名前を知っています。それは、旋盤はいろいろな加工ができ、大変便利で普及しているからでしょう。ものづくりは、全ての原点です。 「旋盤」は、間違いなくその主要技能であり、その重要性はこれからも変わるものではありません。
ものづくりの主要技能として、これからも。