抜き型

抜き型

プレス金型を仕上げる、ミクロ感覚の手わざ。

製造業では高精度で複雑な機械部品を製造するために、金属の薄板を打ち抜く工程があります。「抜き型」は、この薄板を打ち抜くためのプレス金型の一種です。精度の高いプレス製品を作るには、この抜き型の性能が大切です。
現在、そうした金型は高精度なNC工作機械などで製造されていますが、ミクロ精度のプレス製品を大量に生産できる、より高精度な機能を備えた抜き型の製造には、最終的には人の手による仕上げや調整作業が欠かせません。
手の感覚を研ぎ澄まし、機械を越える高精度に挑む。
「抜き型」製作に関する加工・調整技能の優秀さがポイント。与えられた金型素材に対しフライス盤等の工作機械で中仕上げ程度の加工をした後、ヤスリや汎用測定器等を用いて最終の仕上げ加工、組立調整作業により打抜き金型を製作します。選手は主要部品の加工精度をミクロン単位(0.001㎜)で調整しなければならず、短い競技時間の中で、機械工作、ヤスリ仕上げ、組立て調整の精密かつ総合的な技能が問われます。
抜き型
高精度な手作業が、産業を支え社会に役立つ。
抜き型の製造はNC工作機械によるものがほとんどですが、手作業の経験はその合理的な加工を可能にします。また、抜き型製作で培った技能は他の機械加工でも役立ちます。さらに、抜き型で加工された部品は、生活に欠かせない自動車、電化製品、携帯電話などあらゆる工業製品に多数組み込まれ、ときには100万個単位の製品を生むこともあるなど、産業や社会への貢献度の高い技能といえます。
高精度な手作業が、産業を支え社会に役立つ。
日本を活性化する、世界トップレベルの金型産業。
日本の金型産業は世界のトップレベル。抜き型は、まさに技術立国日本を支える金型産業の基本技能として、これからの日本を活性化させる大切な役割を担い続けます。
日本を活性化する、世界トップレベルの金型産業。